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FUERZA México Japón(メキシコに力を!)

メキシコ震災復興支援プロジェクト

2017年9月19日、メキシコ中部を震源とする地震が発生し、首都メキシコシティを含む多くの地域で建物が倒壊しました。360名以上の人々が亡くなり、住む場所を失った多くの人々は今も避難所や倒壊の危険のある家屋・建物のなかで生活を続けています。9月7日にはマグニチュード8.1の地震がメキシコ南部を襲い、約100名が死亡し、オアハカ州やチアパス州の街が大きなダメージを受けました。損壊したインフラの復旧と被災者の生活の再建が急がれています。

 

かつて、2011年の東日本大震災では日本が甚大な被害をこうむりました。その際、世界中から日本に支援の手が差し伸べられましたが、遠く離れたメキシコの地でも、在野の日本人とメキシコ人が呼びかけあって、オリジナルTシャツ「A´nimo Japo´n 頑張れ!日本!」」が製作され、3000枚以上を販売した売り上げに多くの募金も加えて、総額で約280,000ペソ(当時の額で約230万円)もの寄付が日本に寄せられました。これは、メキシコの人々が自ら立ち上がり、日本への支援という想いを共有し、販売、口コミ、募金等に奔走してくれた貴い汗の結晶でした。

 

このメキシコの人々の想いと汗を胸に抱いて、今回のメキシコ地震を前に私たちは考えました。今こそメキシコへの恩返しをしたい!東日本大震災のときに日本の被災者に届けてくれた優しさを、今度は私たちからメキシコの人々に届けたい!と。

 

東日本大震災の際、メキシコで起こったムーブメントには和田ゼミ社会起業研究会のOBOG有志(特にメキシコ在住のOG)が重要な役割を果たしていました。今回のメキシコ地震に際しても、同じOBOG有志が重要な役割を果たそうとしています。和田ゼミ社会起業研究会では、こうしたOBOGと連携を図り、メキシコ震災からの復興支援に協力します。 このプロジェクトは、「メキシコに力を!」という意味を込めて「FUERZA Me´xico Japo´n」と名付けられました。その活動の中心は、オリジナルのスタイ(よだれかけ)の製作・販売で、その収益は全額がメキシコの人々に寄付されます。

 

スタイは、今回の地震で被害を受けたメキシコの幼子と、母親・父親、祖母・祖父たちに思いを馳せるためのチャンネルです。子どもを愛しく思う両親、祖父母、親族、友人たちからの愛情と親しみの象徴となるスタイを通して、被災地で最も弱い立場に置かれる人々に心を向けてもらえればという願いを込めました。 スタイの製作は、趣旨に賛同してもらい、互いの想いが共鳴したメキシコの大手ベビー服ブランドveoveo (R)の協力によって実現しました。veoveo (R) (https://www.veoveo.mx) は、メキシコシティを本拠地とし、メキシコ人デザイナーの起用、メキシコ素材へのこだわり、メキシコ人の手による丁寧に作られた商品を得意とするブランドとして、高い評価を得ています。メキシコと日本によるコラボレーションがこのスタイに結実しました。

 

このサイトをご覧の皆様方にも、ぜひともスタイをお買い上げいただき、さらにはご吹聴いただき、メキシコ震災復興支援にご協力いただければと思います。皆様のご理解とご支援のほどをよろしくお願いいたします。

 

オンラインストア : https://fuerzamexico.stores.jp

Facebookページ : https://www.facebook.com/fuerzamexicojapon

 

【商品紹介】

FUERZA Me´xico Japo´nプロジェクトがveoveo (R)とコラボして制作したオリジナルスタイは、メキシコ人デザイナー、LoliとLeandroと共同で作り上げた2種類のデザインをご用意しています。 表地は綿100%で吸水性を確保し、裏地はポリエステル100%で防水性を備えています。

 

(1)救助犬ショロ(Xolo)

メキシコ原産のXoloitzucuintli(メキシカンヘアレスドッグ)通称ショロ(Xolo)がモチーフ。被災地で活躍した救助犬達のトレードマークのゴーグルをつけたデザイン。救助犬達は、今回の震災被害を乗り越えるための団結の象徴にもなっています。 

 

(2)ウチワサボテン
ウチワサボテン(Nopal)がモチーフ。サボテンとハートの明るい色あいと、親しみやすいメキシコのイメージがかわいいデザインです。日本向けのオリジナル限定商品。